HSPが恋愛で疲れる・しんどくなる理由とは(HSPの筆者談)解決策も紹介

HSP 恋愛 疲れる しんどい

この記事はこんな人におすすめ

  • 恋愛で疲れる・しんどくなることが多い
  • 付き合っても長続きしない
  • 好きで付き合ったのに、自分から相手を振ってしまう

好きだから付き合ったはずなのに、「彼氏といると気を遣いすぎて疲れる…」「会っているときに彼氏の顔色ばかり気にしてしまい、しんどい…」と悩むHSPさん、たくさんいますよね。

相手のことが好きなのに苦しい、そんな悲しいことってないですよね。

筆者もHSPですが、これまで数人の男性とお付き合いしてきましたが、同じ思いを沢山抱えてきました。

自分がHSPであることをよく理解していなくて、お互い悪いわけではないのに上手くいかないと感じることが多くあったと思います。

今では、2年付き合っている彼と同棲しており、平和な毎日です。

そこで、この記事では筆者の体験をもとに、HSPさんが恋愛に疲れたり、しんどくなってしまう理由と、楽しく恋愛をするための方法を紹介します。

Himono Blogを運営している、ズボラだけどHSPのHimono(20代独身女性)です!

このブログでは、私と同じ「繊細さん」「めんどくさいさん」が、少しでも生きやすくなって、幸せになるためのヒントにるようなコンテンツを発信しています。

恋愛→同棲半年が経過
仕事→小さなメディアの編集長
生活→貯金0から1年で貯金150万円

目次

HSPさんが恋愛で疲れる・しんどくなる理由3つと解決策

HSPさんが恋愛で疲れたり、しんどくなったりしてしまうことには、もちろん理由があります。

下記の3つが根本的な理由です。

  • 恋愛にはたくさんの刺激があるから
  • 彼氏または彼女の感情に引っ張られてしまうから
  • 自分を後回しにしてしまうから

それは、HSPの特徴が大きく関係します。この後、それぞれ詳しく解説しますね。

これから解説するのは、筆者の経験をもとにした自論ですが、共感してくださるHSPの方は多いはず。

▽HSPの特徴を詳しく知りたい方はこちら▽

疲れる理由1:恋愛ではたくさんの不安・危機感を抱くから

HSPの4つの特徴「DOES(ダズ)」の1つに、Overstimulation(刺激の受けやすさ)があります。

具体的には…

  • 五感(音、匂い、光、温度など)に対する反応を強く受け、疲れやすい
  • 安心を求める
  • 危険を察知しやすく、恐怖に対して非常に憶病

といった内容。

たとえば、「彼が目の前で女の子と楽しそうに話していた」とします。

自己肯定感の低さも相まって「自分といるときより、楽しそう…」と不安になるかもしれません。

彼としては、ただ単に友達と楽しく話ているだけかもしれないのに。

その途端、不安で頭がいっぱいになり、「あのとき私がビミョウな反応をしたから?」「あの子の方がよく笑うから?」など、あらゆる可能性を深く思考(思考の深さもHSPの特徴)して、どうにかしなければと焦ってしまいます。

なぜなら、安心を求め、危険に憶病だから。

彼との関係に対して、安心がなくなり、危機感を持つのが耐えられないんですよね。

これを繰り返していくことで、精神的に疲れて、彼と付き合っているのがしんどくなってしまいます。

解決策(不安・危機感を対処するにはどうすればいいの?)

安心と信頼を、行動で示してくれる相手を見つける

恋愛中のHSPさんは、簡単に不安や危機感を抱いてしまいます。それはなかなか避けられないし、解決しにくいと思うんです。

じゃあどうすりゃいいんだって、途方にくれますよね。

不安を避けるために恋愛をしない選択をするのではなくて、不安を抱いてしまったとしても、自分が信じられる相手を見つけることがベストだと思います。(当然か)

「すきだよ」とか「あなただけ」とか口で伝える人ではなく、あなたに安心と信頼届けるために行動してくれる人を見つけてください。

疲れる理由2:彼氏または彼女の感情に引っ張られてしまうから

続いてのHSPの特徴に、Emotional response and empathy(感情の反応と共感力の強さ)があります。

具体的には…

  • 周りの雰囲気に影響を受けやすい
  • 相手の感情の変化に気づきやすい

これは、恋愛と関係なくても、職場や学校などHSPさんが人と接する上で悩んでしまう原因でもあります。

そして、こと恋愛においては、よりこの特徴がHSPさんを疲れさせます。

それもそのはず、恋愛となると、相手との距離感が、職場の人や学校の友達と比べると、比較的近くなりがち。

週に何度もあったり、半同棲状態だったり、毎日連絡をとっていたり…。

距離感が近くなれば、その分相手の変化により敏感になります。

とたえば、彼がバイト先で怒られてひどく落ち込んでいれば、相談を受けた・傍にいただけの自分も、彼と同じくらい気分が沈んでしまうことも。

自分の感情と関係なく、相手に引っ張られてしまいます。

感情の変化に波がある、感情が態度や顔やしぐさに出る、といった傾向が強い相手の場合、HSPさんはひどく消耗してしまうんですよね。

解決策(自分と相手の感情を切り離すためには?)

・なるべく距離を取る
・感情の起伏が強くない人を見つける

続いても、真正面からの解決策ではなく、斜め横からの解決策でごめんなさい。

でも、HSPの気質って、生まれ持ったものなので、なおそうと思ってもなおるものではないんですよね。

そのためどうしても、性質とは関係ない部分で、物理的に解決するしかないと思っています。

この場合は、相手に怒りや悲しみの感情が強くあるときは、寄り添いすぎず(放置ではなく、気にかけて味方でいることを伝えるのは大切)距離を取る。

連絡もあまりせずにそっとしておいて、自分で回復するまで遠くから見守っておくのが◎。

もう1つは、距離を取ることにも限界があるので、そもそも感情の波が緩やかな人を見つけることも大事です。

HSPさんには、ある程度のことには動じずに右から左へ流せる、いってしまえば菩薩のような人が心地よいんですよね。

疲れる理由3:自分を後回しにしてしまうから

続いてHSPの4つの特徴に、Depth of Processing(処理の深さ)とSensitivity to Subtleties(感覚の繊細さ)があります。

その特徴の具体的な例として、以下の2点が深く関係しますね。

  • 小さな事柄から多くを理解できる
  • 洞察力が高いといわれる

たとえば、彼が小さなため息をついたとします。

HSPさんは、そこから

  • 彼は疲れている?
  • 一人になりたい?
  • 何かいやなことがあった?
  • 悩みがある?

といったように、あらゆる可能性に気づいて、彼の力になるために行動します。

それがデートの前日であったなら、疲れているかもしれない彼にマッサージをしたり、料理をしたり、自分が彼の家の近くにいったり…。

その意識はなくても、彼の何気ない一言や行動など、ささいなことから彼の望みをかなえたり、彼の力になろうとしているんです。

これも、初めの頃はいいものの、徐々に疲れてしまいます。

自分もなにかしら欲求があっても、無意識にそれをしまい込んで付き合っているので、なにが楽しいのかよくわからなくなってくるんですよね。

一番悲しいことは、初めは自分がしたくてやっていたのに、見返りを考えて彼に不満を抱いてしまうこと。

そういった自分の感情にも疲れてきて、付き合ってること自体が嫌になってしまうんです。

解決策(自分も大切にするためには?)

彼・彼女に、小さなことから頼ってみる

くどいようですが、色々と察知して気遣ってしまうことは、仕方ないことです。そして悪い事でもありませんよね。

その連続で消耗してしまうので、自分が相手ののためになにか行動にしたら、その次は自分がなにかお願いをするなど相手に頼るターンを作ってみるといいですよ。

人(それも好きな人)に頼られて嫌な人はほとんどいないのではと思います。

むしろ役に立てて喜ばれんでくれたら、嬉しいですよね。

たとえば、「勉強を教えてほしい」とか、「今日の夜ご飯を作って欲しいとか」。

もちろん、お願いしたときに相手が承諾するか断るかは相手の都合もあり自由なので、断られたときに悲観せず、お願いできた自分を褒めてあげましょう。頼ってみることに慣れることが大事。

忘れてはいけないのは、してくれたときの「ありがとう」ですね!

HSPさんが恋愛を楽しむためには…

HSPさんが恋愛を楽しむためには、HSP気質をよく理解することが大事。

なぜ疲れてしまうのか、しんどくなってしまうのか、その理由は、根本的な原因はなにか…。

それが分かることで、どのように大好きな彼・彼女と向き合えばいいのか、見えてきます。

今が辛くて、生きづらいと悩むHSPさんが、幸せになれますように。

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