この記事でわかること
- HSPさんがロングスリーパーな理由
- どうしても眠い時の対策
- 深い眠りにつく方法
こんにちは。HSPのHimonoです。
HSPの自覚がある方は、自分が周囲の人よりも多くの時間寝ているんじゃないか?と思ったことはないでしょうか。
私はあります。1日最低8~9時間は寝ないと、頭がぽやぽやしてしまいます。
実は、HSPの私たちが沢山眠るのには、ちゃんとした理由がありました。
この記事で詳しく解説するので、ぜひご覧ください。
Himono Blogを運営している、ズボラだけどHSPのHimono(20代独身女性)です!
このブログでは、私と同じ「繊細さん」「めんどくさいさん」が、少しでも生きやすくなって、幸せになるためのヒントにるようなコンテンツを発信しています。
恋愛→同棲半年が経過
仕事→小さなメディアの編集長
生活→貯金0から1年で貯金150万円
HSPさんにたくさん眠る人(ロングスリーパー)が多い理由
HSPさんにたくさん寝る人(ロングスリーパー)が多い理由は、HSP気質であるがために、日頃からストレスや疲れを溜めやすいからです。
HSPの4つの特徴によって、非HSPの人がなにも感じな場面でも、HSPさんは苦痛やストレスを日常的に多く感じてしまっています。
そういった蓄積されたストレスや疲れを回復するために、多くの睡眠を取ります。
次の日も、学校や仕事に向かうために、HSPさんの多くは非HSPさんよりも多くの時間眠っているんです。
ストレス・疲れを溜める具体的な原因
HSPが多く眠る原因となる、具体的な疲れやストレスは、以下のようなものがあげられます。
- 些細なことを深く思考してしまう
- まぶしい光や気になる音に過剰に反応してしまう
- 近くに機嫌が悪い人がいるとストレスを感じてしまう
- 職場や学校で気を遣いすぎてしまう
- 人の悲しみなどの感情に共感しすぎてしまう
HSPさんが日中にも眠気を感じる原因
日中に眠くなってしまう原因として、以下の3つがあげられます。
睡眠時間が足りていない
まず一つ目は、単純に睡眠時間が確保できていないこと。
周囲の非HSPと比べて多くの睡眠時間が必要なのは、HSPさんの疲れを回復させるための自然現象。
とはいえ、「だらけているなどと思わるかも」と、睡眠を多く取ることに罪悪感を感じる人もいるはず。
HSPの気質上、仕方がないことなのに、周囲の大多数を占める非HSPと比較してしまいます。
また、中には仕事や家事・子育てなどで忙しく、物理的に睡眠時間を確保できず、日中も常に眠気と戦っている人もいるでしょう。
過覚醒による不眠
過覚醒とは…
強いストレスを受けた際、生体防御反応によっておこる緊張状態が、ストレスがなくなった後も続いてしまうこと。
これは、交感神経が非常に高くなっている状態のため、動悸や頭痛・口の渇きなどを引き起こします。さらに、副交感神経が抑制されているため、胃痛や吐き気、腹痛を引き起こすことも。それゆえ、寝つ気が悪くなってしまい、不眠に繋がります。
HSPさんは、強いストレスを感じるポイントが非HSPよりも多くあるため、過覚醒の状態になりやすいといえます。
そのため、不眠になりがちな人が多いということ。不眠が慢性化して、常に眠気に襲われてしまいます。
眠りが浅い(睡眠の質が悪い)
睡眠の質が悪い原因は、主に、寝酒、睡眠前のスマホ・PC(ブルーライト)、寝室環境、ストレスといわれています。
睡眠の質が悪いと、長い時間睡眠を取っているにも関わらず、疲れやストレスをしっかりと回復することができません。
そのため、結果的に日中に眠気を催してしまうのです。
HSPさんが日中にどうしても眠いときの対策
日中に眠くなってしまった時の対策として良く耳にする”カフェインの摂取”ですが、あまりおすすめはできません。
私もですが、HSPさんはカフェインに敏感なためです。
カフェインを摂取しすぎると、動悸がしたり、手が震えてしまうことがあるでしょう。
そこで、カフェイン摂取以外に筆者が行なっているおすすめの対処法を紹介します。
ぶどう糖を摂取する
ぶどう糖は脳のエネルギー源であり、脳を活発に働かせて集中力などを高める効果があります。
ぶどう糖が含まれる食べ物は、はちみつや果物など。
ただし、過剰摂取には注意です。肥満や糖尿病を引き起こす原因にもなるので、適度に摂取するのがおすすめ。
ヨーグルトにはちみつをいれたり、昼食のデザートにフルーツを食べたりするのが◎
ストレッチをする
職場や外出先で眠気に襲われてしまった時は、周りに迷惑にならない範囲でストレッチをするのがおすすめ。
血液の循環を促すことで、身体や脳を覚醒させることができます。
腕を伸ばして、逆方向にクロスさせるなど、椅子に座った状態で行なえるストレッチは沢山ありますよ!
メンソールのタブレットやガムを食べる
上記2つでも眠気が引かないときは、私の場合、口にするとス―ッと刺激を感じるメンソール系のタブレットやガムに頼っています。
ほかにもミント系のアロマなど、鼻からツンとした香り嗅ぐことで目が覚めることもあります。
会社のデスクなどで使いたいときは、自分の周辺だけ香るアロマストーンを使うのがおすすめです!
快眠(深い眠りにつく)方法7選
一度は聞いたことがあるかもしれませんが、夜しっかり眠るために行なうと良いことがあります。
- 日中に太陽の光を浴びる
- 朝食を食べる
- 数十分の昼寝をする
- 適度な運動をする
- 夕食後はリラックスできることをする
- 就寝前にスマホやPCを触らない
- 就寝前にアルコール、カフェインを摂取しない
一覧であげた7つの中でも、(全部重要ですが)特に大事だなぁと実感しているのが”夕食後はリラックスできることをする”ですね。
私は現在同棲しているんですが、実家の時は毎日入っていたお風呂に、週末しか入っていませんでした。
それを、平日にも毎日入るようにしたことで、お風呂でリラックス&デトックスできたのか、気持良く朝を迎えられる日が増えたと思います。
ぜひ、今睡眠について悩んでいる方は、夜寝る前の時間を、自分を大切にする時間にしてみてください。
HSPとは
HSPとは、ハイリー・センシティブ・パーソン/Highly Sensitive Personのこと。
臨床心理学の博士であるエレイン・N・アーロン博士が、90年代に初めて提唱した心理学的概念です。
生まれつき刺激に敏感で、感受性が強い性質を持った人を表す名称を「HSP」といいます。
HSPの人は、全人口の15~20%、約5人に1人いるといれています。
アーロン博士は、HSPに関する書籍も複数冊発売しており、そのなかでも『ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。』『敏感すぎる私の活かし方(刊行25周年記念改訂版)』は世界17ヶ国で100万部のベストセラーを記録しています。
そのほかHSPさんにおすすめな書籍はこちら▼(HSP関連の本を読み漁った筆者が厳選しました!)
HSPの4つの特徴
HSPは、4つの特徴「DOES(ダズ)」を持ちます。
これら、4つの特徴のすべてに当てはまったらHSPであるといえます。
【D】Depth of Processing(処理の深さ)
- 簡単に結論がでることも、深くさまざまな思考をめぐらせる
- 洞察力が高いといわれる
- 一度理解したことは、深く理解できている
【O】Overstimulation(刺激の受けやすさ)
- 五感(音、匂い、光、温度など)に対する反応を強く受け、疲れやすい
- 安心を求める
- 危険を察知しやすく、恐怖に対して非常に憶病
【E】Emotional response and empathy(感情の反応と共感力の強さ)
- 周りの雰囲気に影響を受けやすい
- 感極まりやすい
- 相手の感情の変化に気づきやすい
【S】Sensitivity to Subtleties(感覚の繊細さ)
- ミュージカルやアートなど感覚的な物事に感動する
- 自然と触れ合うと心が休まる
- 綺麗な空にとても感動することがある
- 小さな事柄から多くを理解できる
HSPについて詳しく知りたい方はこちら
まとめ
- HSPさんにロングスリーパーが多い理由
- 睡眠不足になる原因
- 眠い時の対処法
- 快眠方法
上記について解説しました。
睡眠で悩みをかかえているHSPさんの参考になれたら嬉しいです。
このブログでは生きづらさを抱えるHSPさんが幸せになるヒントを見つけられるように、コンテンツを配信しています。
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