「HSPは知っているけど、分類できることは知らなかった」
実は、HSPとひとことにいっても、さらなる特徴の違いによって、分類されています。
そこでこの記事では、HSSやHSCなど、聞いたことがあるけど知らなかった方や、そもそも聞いたこともなかった方のために、細かな種類を解説します。HSPの種類を解説!HSSやHSCとは?
Himono Blogを運営している、ズボラだけどHSPのHimono(20代独身女性)です!
このブログでは、私と同じ「繊細さん」「めんどくさいさん」が、少しでも生きやすくなって、幸せになるためのヒントにるようなコンテンツを発信しています。
恋愛→同棲半年が経過
仕事→小さなメディアの編集長
生活→貯金0から1年で貯金150万円
HSPには4種類ある
繊細なHSPは、特性の違いから以下のように「HSP」「HSE」「HSS型HSP」「HSS型HSE」の4種に分類されます。
それぞれ、刺激を好むか避けるか、周囲との交流を好むかさけるかによって分かれますが、ベースはどれも繊細な人です。
HSP(内向的で刺激を求めない)
- 繊細
- 内向的
- 刺激を求めない
- 交流は好まない
HSPの約70%と大部分を占めるのが、内向的で刺激を求めない一般的なHSP。
一般的に書籍やメディアなどで取り上げられ解説されているのは、このタイプです。
HSE(外交的で刺激を求めない)
- 繊細
- 外交的
- 刺激を求めない
- 交流を好む
HSEとは、「Highly Sensitive Extrovert(ハイリー・センシティブ・エクストロバート)」の略。
HSPの約30%を占めるといわれています。
人と交わることに抵抗がなく、外交的な気質をもつタイプの繊細さんです。
人との繋がりを幸せに感じるものの、些細なことに傷付いたり、ストレスを感じます。
HPSを始めて提唱したアーロン博士と活動する、心理カウンセラーのジャクリーン・スティックランド氏が提唱されました。
内向的なイメージが強いHSPですが、外向的かつHSPの特徴であるDOES(ダス)に当てはまります。
それゆえに、自身が繊細さんであることに気づきにくいのが特徴です。
HSS型HSP(内向的で刺激を求める)
- 繊細
- 内向的
- 刺激を求める
- 交流を好まない
HSPの中で、最も矛盾があるといわれているのがHSS型HSPです。
割合はHSPの6%ほど。
刺激を求めるがあまり、新しい事や新しい場所を開拓しようとするものの、その先で遭遇する人とのかかわりなどに非常に疲れてしまいます。
外とのかかわりは苦手なものの刺激を求める、相反する性質に自分自身が振り回されがち。
刺激を求める性質が目立つ分、周囲からは社交的な人・活発な人と認識され、HSPと思われていないのも特徴です。
割合が少ないため、理解もされにくいです。(筆者はこのHSS型HSPです…)
HSS型HSE(外交的で刺激を求める)
- 繊細
- 外交的
- 刺激を求める
- 交流を好む
HSS型HSEは、刺激を求めるHSSと周囲との交流を求めるHSEの気質を併せ持つタイプ。
HSEの多くがHSS型HSEと言われています。
外交的で刺激を求めると聞くと、HSPではないのではないか?と思われるかもしれませんが、ベースには繊細な気質をもちあわせているのがHSS型HSE。
HSP、HSE、HSS型HSPのなかで最もアクティブなHSS型HSEは、傷付いたり悲しんだりする場面にでくわしやすく、とくに疲れてしまいます。
HSCとは?
HSCとは、Highly Sensitive Child(入り-)の略で、HSPと同じくエレイン・N・アーロン博士が提唱したもの。
刺激に敏感で繊細な感覚や感受性を持った子供の事をいいます。簡単にいえば、子供版のHSPです。
HSPと同じく、5人に1人の割り合いであるHSCは、周りに理解できる大人がいないと、不登校になったり、いじめをうけたりする可能性もあります。
HSPの特徴に当てはまる気質が見られたら、HSPのカウンセラーに相談するなど、HSCとのかかわり方を模索すると◎。
HSPと上手く向き合うために
以上の通り、HSPと一口にいっても特性はひとくくりにできません。
まずは、自分がどのタイプに当てはまるのか理解するのがおすすめです。
HSS型HSPの筆者がHSPを知った当初は、HSP(内向的で刺激を求めない)の気質に共感できない部分もありました。
「私の生きづらさはHSPが原因ではなかったのか」と、生きづらさの原因を見つけられたと思ったのも束の間、がっかりしたのを覚えています。
しかし、間もなくしてHSS型HSPを書籍で知り、「そのまま、すべて当てはまる・・・!」とHSPで感じていたもやもやが晴れました。
苦悩の正体が分かり、同じ苦悩を抱えている人がいることを知れるだけで、気持は多少軽くなりますね。
このブログでは、生きづらさを感じる方が、心地よく過ごすためのヒントになるコンテンツを発信しています。